本校は、「郷土の発展に役立つ実践力のある社会人となるために、勤労を尊び、仲良く助け合い、豊かな情操と高い知性をもち、何事もやり抜く心身ともに健康な子どもを育てる」ことを学校教育目標として、ESDを「豊かな関わりを通して学習する理念と方法」と捉え、ESDの実践を通して「自立の力と共生の心を育む」力の育成を目標とした。
具体的には、環境,防災、生物多様性、食育を柱に,①環境に係わる学習、②地震と津波に係わる学習、③外来種と熊に係わる学習、④知床の海の幸に係わる学習を行った。
① 環境に係わる活動自分たちが使う水道水の用途や量、送られてくる経路、水源を確保するための取組について浄水場の見学をとおして学ぶとともに、使った後の水のゆくえを調べ再利用されたり、施設で処理されていることを企業や外部講師の協力を得て学んだ。
② 地震と津波に係わる学習
④ 知床の海の幸に係わる学習
基本的に今年度の取組である「環境」、「防災」、「生物多様性」、「食育」を柱として活動を継続する。
・主に、「総合的な学習の時間」を中心とした「ふるさと学習(知床学を含む)」の カリキュラムに教科の枠を超えた横断的・総合的な学習をおこなうことを通して、自己の生き方を考えて行くための資質・能力を育成することを目指す。
・特に、海洋資源や自然環境について学ぶ取組について、土曜授業を生かした地域の人的・物的資源の積極的な活用を重点的に行い、学習内容の充実を図る。