本園は、「身近な環境との関わりの中で、主体的に活動し、創造性豊かな子どもを育成する」を目標として、ESDを現代社会の課題を自らの問題として考え、身近なことから取り組み、新たな行動を生み出す活動と捉える。その中で、幼児なりに、様々な身近にある環境に目を向け、自ら関わって自分たちにできることを考え、行動できる子どもの育成を目指し、継続して取り組んでいる。 具体的には、(1)子ども自ら創り出す力(主体性)(2)共に関わり育ち合う(協同性)(3)あきらめずにやり抜こうとする力(問題解決能力)(4)保護者や地域の教育力を活かして(連携力)を柱に、①栽培・食育の取組、②『あいさつ強化デー・クリーンデー』の取組、③奈良鹿愛護会へドングリを寄付し、鹿を守る取組、④自分たちの町を知り、世界遺産を大切にしようとする気持ちを育む取組を行った。
① 栽培・食育の取組
② 『あいさつ強化デー・クリーンデー』の取組
③ 奈良鹿愛護会へドングリを寄付し、鹿を守る取組
④ 自分たちの町を知り、世界遺産を大切にしようとする気持ちを育む取組
家庭・地域との連携を図りながら、ESDの取組を継続していきたいと考えています。また、次年度は、「環境」の分野から、園庭に芝・クローバー・ゴーヤなどを植える取組についても計画しております。芝やクローバーを植えることで、虫などの生き物との関わりが生まれたり、園庭の緑化にもつながります。また、ゴーヤを植えて、ゴーヤのカーテンをつくることで、冷房に頼らず、戸外で元気に遊べる環境づくりをしていきたいと考えています。