本校は世界5か国に9校の姉妹校を持ち、その中で海外の学校とESDの交流事業を活発に行ってきた。現在、これまでの取り組みをさらに発展させるために、まず、「子供」をキーワードとし、「世界の共生」のために「人権」「環境」「経済」の3視点から学習し、活動を通してグローバルリーダーとしての意識を育むことを最大の目標とする。そして、大学進学後もさらに幅広く活躍の場を求める人材の育成を考えている。そのため、本校国際科の1年時で世界を取り巻く諸問題を学習し、海外フィールドワークを行う。2年時では「世界の共生のために、私たちができること」の提言をまとめて姉妹校や海外の学校と協議し、さらに、現地に赴き共同で活動を開始する。3年時ではこれらの取り組みに基づき、「KOBE4大陸サミット at Fukiai」を開催して実践報告と討議を行い、共同提言を発信する。成果については定量、定性評価を行い、5年間の事業終了後もNPO活動を含め、継続した取り組みができる体制を目指す。