本校は、「伸びよ たくましく」を学校理念として、ESDを持続可能な社会の構築を担う子どもの育成のための教育と捉え、ESDの実践を通して未来に生きる力の育成を目標とした。
具体的には、環境、人とのかかわり、文化を柱に、①環境に係わる活動、②国際理解に係わる教育、③平和・人権に係わる学習、④伝統文化に係わる学習を行った。
① 環境に係わる活動
環境委員会を中心に、エコ美化スクール活動として、節電・節水の調査活動と呼びかけ活動、リサイクル運動に取り組んだ。一宮市のエコスクール運動の優秀賞に2年連続輝いた。他にも、緑のカーテン、ヤゴ救出作戦等の活動を通し、環境についての考えを深めている。
② 国際理解に係わる教育
一宮市は、英語の特区になっており、3~6年生は年間35時間、1・2年生も年間6時間程度の英語活動に取り組み、英語の力を身につけている。他にも、ニュージーランドの国際交流員のカサンドラ・ロティビオさんを招き、学年に応じた内容でニュージーランドについての理解を深めた。また、ウズベキスタン共和国との交流事業として、名古屋大学のウズベキスタン共和国留学生を招き、5・6年生がウズベキスタン共和国の文化についての講義を受けた。また、ゲームをしたり、給食を一緒に食べたりして文化の理解に努めた。
③ 平和・人権に係わる学習
12月の人権週間を中心として、「クラスの友達ともっと仲良くなるために」どんな活動をすればよいのかを話し合い、いじめ撲滅のスローガンを学級ごとに作り実践に取り組んだ。
④ 伝統文化に係わる学習
1年生の生活科「むかしからつたわるあそびをたのしもう」では、老人クラブ連合会に依頼し、昔からの遊びのよさや楽しさ、地域の人の優しさに気付く活動に取り組んだ。
通年でエコスクール運動に取り組む。
5月にプールからのヤゴ救出作戦実施。
5月にウズベキスタンの留学生との交流。
5月にイタリアの国際交流員招聘。
5月~9月に緑のカーテン実施。
11~12月に人権週間の展開。
1月に国際理解ワークショップの開催。